2016年6月9日木曜日

Alfresco Officeファイルのプレビューができない

Alfresco Community エディションをAWS EC2にインストールしました。

AWS EC2 (t2.medium)
OS: Amazon Linux

手順は以下を参考

注意点
・RAMが4G以上ないとAlfrescoはインストールできませんとエラーが出ますので、無料枠がないt2.mediumにインストールしました。

順調にインストールできましたが、Office文書のプレビューがなぜかできません。

プレビューにはLibreOfficeを使用しているということで調べたところ、LibreOfficeが起動していませんでした。

原因は、/opt/alfresco-community/alfresco.sh 内37行目で

LIBREOFFICE_SCRIPT=$INSTALLDIR/libreoffice/scripts/ctl.sh

と指定されているのに、実際のファイル名は

/opt/alfresco-community/libreoffice/scripts/libreoffice_ctl.sh

と食い違っていることでした。ファイル名をどちらかに合わせます。

参考

ただ、これだけではまだだめで

libreoffice_ctl.sh 内の11行目のバックスラッシュ(2箇所)を削除し

修正前
SOFFICE="$SOFFICEWRAPPER --nofirststartwizard --nologo --headless --accept=socket,host=localhost,port=$SOFFICE_PORT\;urp\;StarOffice.ServiceManager"

修正後
SOFFICE="$SOFFICEWRAPPER --nofirststartwizard --nologo --headless --accept=socket,host=localhost,port=$SOFFICE_PORT;urp;StarOffice.ServiceManager"


LibreOfficeが起動するかどうかは、
# /opt/alfresco-community/libreoffice/program/soffice.bin
を実行して試してください。


わたくしの場合はさらに、
libGL.so.1、libcups.so.2等がないので起動できないと出るのでいくつかライブラリをインストールしました。(よく理解していないのでやみくもです)

# yum install libGL.so.1 mesa-libGL mesa-libGLU
# yum install libXrender libSM libICE libXext libXinerama fontconfig cups-libs

最後にまだ、libdbus-glib-1.so.2: cannot open shared object file と出るので

# yum install dbus-glib

でLibreOfficeがめでたく起動しました。

※以下を見ると、libxinerama1 libcups2 libdbus-glib-1-2 libfontconfig1 でよいようです。
Alfrescoのインストール作業をコマンド単位で丁寧に記載します - Qiita

Alfrescoを再起動

# service alfresco restart

すると、無事Office文書プレビューできました。

<追記:2016-12-17>

最新のAmazon Linux(2016-09 release)だと、
libcairo.so.2 がないと出て、Libreofficeプレビューができなくなっていた。

# sudo yum install cairo-devel libjpeg-turbo-devel giflib-devel -y

と実行したらOKでした。

参照: Installation Amazon Linux AMI (EC2) · Automattic/node-canvas Wiki



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